香港、シノバックワクチン接種の対象年齢を6か月に引き下げ

［香港 8月2日 ロイター］ - 香港は火曜日、複数の幼児がウイルスに感染したことを受け、中国シノバックの新型コロナウイルスワクチン接種の最低年齢を3歳から6カ月に引き下げた。

世界で最も厳しい新型コロナウイルス予防策が維持されているアジアの金融ハブの大人と子供は、少なくとも3回のコロナウイルスワクチン接種が義務付けられている。

政府は年齢引き下げを発表した声明で「最近、幼い子どもたちが新型コロナウイルスに感染するケースが相次いでいる。重症化や死亡例も出ている状況が非常に懸念される」と述べた。

政府はまた、ドイツのビオンテックワクチンを供給する中国の復星と、子供向けの同ワクチンの製剤を購入する交渉を行っていると述べた。

BioNtech ワクチンの接種を受けることができる最低年齢は 5 歳です。

香港の人口700万人以上の約90％がコロナウイルスワクチンを2回接種し、約67％が3回接種済み。

住民は中国のシノバックとビオンテックのどちらかを選択できる。

政府の諮問委員会は月曜日、50歳以上の人に4回目のワクチン接種を推奨した。

中国統治下のこの都市は、パンデミックが始まって以来、130万人以上の新型コロナウイルス感染者と9,500人以上の死亡を報告しており、そのほとんどは今年2月と3月に急速に広がったオミクロンの亜種によって発生した。

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